自宅焙煎(ホームロースト)入門|フライパンでもここまでできる
はじめに
コーヒーの趣味の「最終域」と思われがちな自宅焙煎。実は手網やフライパンがあれば今日から始められます。煎りたて豆の香りは、一度体験すると戻れないほどの感動です。
生豆はどこで買う?
- コーヒー生豆の通販専門店(1kg 1,500円前後から)
- 自家焙煎のコーヒー店で分けてもらえることも
- 生豆は焙煎豆の約半値。しかも常温で1〜2年保存できるのが嬉しいところ
用意するもの
- 手網(ぎんなん煎り網)またはフライパン
- 生豆100〜150g(初回は失敗前提で安い豆を)
- 軍手、ドライヤー(冷却用)、ザル
- 換気扇は全開に(煙とチャフ=薄皮がかなり出ます)
手網焙煎の手順(約15分)
- 中火にかざして絶えず振り続ける(豆の高さは火から15cmほど)
- 5〜7分で豆が黄色→薄茶に。青くさい匂いが香ばしさに変わる
- 8〜10分ごろ「パチパチッ」と1ハゼが来たら中煎りの入り口
- 1ハゼ終了〜2ハゼ直前で火から下ろせば中煎り〜中深煎り
- ザルに移してドライヤーの冷風で一気に冷却(余熱で焙煎が進むのを止める)

焙煎の科学的な仕組みはコーヒー豆の旅:焙煎から一杯までで解説しています。
最初の関門と対策
| 失敗 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 焼きムラ | 振りが止まる | とにかく振り続ける。筋トレだと思って |
| 生焼け(青くさい) | 火が遠い・時間不足 | 1ハゼをちゃんと聞いてから終了 |
| 真っ黒&油ギトギト | 2ハゼ後も加熱 | 音が静かになったら火から離す |
煎りたて豆の飲みごろ
焙煎直後はガスが多く、味が落ち着きません。2〜3日置いてからが飲みごろ。豆が膨らむ様子はハンドドリップの醍醐味そのものです。
まとめ
- 手網+生豆で初期投資2,000円から始められる
- 「1ハゼ」の音が焙煎度の道しるべ
- 多少ムラでも、煎りたての香りはお店の豆にない体験
休日の15分、キッチンを小さな焙煎所にしてみませんか。