ペーパードリップ|基本の淹れ方
日本でもっとも親しまれている抽出方法。手順とコツを丁寧に解説します。

日本の家庭・喫茶店でもっとも親しまれている淹れ方です。後片付けが簡単で、味の調整幅が広いのが魅力。
用意するもの
- ドリッパー+ペーパーフィルター
- サーバー(またはカップ)
- 細口ケトル(あれば理想)
- コーヒー粉:中細挽き、1杯あたり10〜12g
- お湯:90〜93℃(沸騰後30秒〜1分置いた温度)
淹れ方の手順
1. 準備
ペーパーの側面と底の折り目を互い違いに折り、ドリッパーにセット。お湯を回しかけてリンス(紙の匂い取り&器具の予熱)します。
2. 蒸らし(30秒)
粉全体が湿る程度のお湯(粉の2倍量ほど)を静かに注ぎ、30秒待ちます。粉がぷっくり膨らんだら新鮮な豆の証拠。この蒸らしで、後の抽出が均一になります。
3. 本抽出(2〜3回に分けて)
中心から「の」の字を描くように、ゆっくり注ぎます。
- 縁のペーパーには直接かけない(お湯が粉を通らずに落ちてしまうため)
- 湯面が下がりきる前に次を注ぐ

4. 落としきる前に外す
えぐみは最後に出ます。目標量に達したら、お湯が残っていてもドリッパーを外すのがプロのコツ。
味の調整早見表
| こうしたい | 調整方法 |
|---|---|
| もっと濃く | 挽き目を細かく/粉を増やす/ゆっくり注ぐ |
| もっとすっきり | 挽き目を粗く/湯温を下げる/早めに落とす |
| 酸味を抑えたい | 湯温を上げる/深煎りの豆にする |
ドリッパーの形状(円すい形・台形など)でも味が変わります。詳しくはコラム「ドリッパーのおすすめ比較」もどうぞ。