コーヒーノキを観葉植物として育てる|ツヤツヤの葉と、いつかの実り

はじめに

園芸店の観葉植物コーナーで「コーヒーの木」を見かけたことはありませんか?濃い緑のツヤツヤした葉が美しく、実は初心者にも育てやすい観葉植物です。新年度、デスクの相棒に迎えてみましょう。

観葉植物として売られている「あの木」の正体

流通しているのはほとんどがアラビカ種の幼木。原産地エチオピアでは森の下草として育つ植物なので、直射日光が苦手で室内向きという、観葉植物にうってつけの性質を持っています。

基本の育て方

置き場所

  • レースカーテン越しの明るい窓辺がベスト
  • 真夏の直射日光は葉焼けの原因に

水やり

  • 春〜秋:土の表面が乾いたらたっぷり
  • 冬:控えめに(乾かし気味で耐寒性アップ)

温度

  • 適温は15〜25℃。10℃を下回ると弱るので、冬は窓際から部屋の内側へ移動を
  • 寒さ対策こそ日本での栽培最大のポイントです

レースカーテン越しの光で育つコーヒーノキ

よくあるトラブルと対処

症状原因対処
葉先が茶色く枯れる乾燥・エアコンの風葉水(霧吹き)を習慣に
葉が黄色く落ちる寒さ or 根詰まり置き場所見直し・植え替え
ひょろひょろ伸びる日照不足より明るい場所へ

「いつかの実り」まで何年?

条件が良ければ、3〜5年で白い花が咲き、その後赤い実(コーヒーチェリー)がつきます。

  • 花はジャスミンに似た甘い香り。開花はわずか数日の儚さ
  • 実がついたら、生豆の取り出し方は「豆の旅」セクションの家庭版ミニ体験ができます
  • 1株から採れる豆はほんのひと握り。それでも自分の木の豆で淹れる一杯は、何物にも代えがたい味です

自宅で焙煎してみたい方は自宅焙煎入門をどうぞ。

まとめ

  • コーヒーノキは半日陰OK・室内向きの優秀な観葉植物
  • 最大の敵は冬の寒さ。10℃キープを死守
  • 3〜5年育てれば、花と実のご褒美も

毎朝の一杯の横に、その源である緑がある暮らし。なかなか良いものですよ。